「対面販売の光と闇」で夜を使い果たせ 20211121

ここ数日対面販売をしてみて感じたこと

 

 1.購入してくださるお客様の顔が見えるのはモチベーションUP

 2.お客様のご意見やご要望を直接聞くことができる

 3.通り過ぎる人波に声をかけているのは夜道で歌いながら自転車に乗っているかのよう

 

○購入してくださるお客様の顔が見えるのはモチベーションUP

 対面販売を改めてちゃんと行うと毎回感じるが、購入してくださるお客様の顔を見ると「嬉しい」というか「安心する」というか、得も言われぬ感覚になる。もちろん良い感覚。

 この感覚があるから「またがんばろう」とか「ちゃんとしたものをお出ししたい」と思えるのだと思う。普通の人には元々備わっている感覚なのかもしれないが、私は毎回この感覚を確認するように噛みしめる。

 

お客様のご意見やご要望を直接聞くことができる

 お客様のご意見をいただくといつもハッとさせられる。「たしかに!」「考えつきもしなかった!」というご意見を頂けてこれから進むべき指針になる。「お客様の気持ちになって」考えはするが想像の域は出ない。

 多角的に観察して改善することによってより良い形になっていける。

 また、「モカラのカヌレ大好きです!」「美味しかったです!」というお褒めの言葉を頂戴すると「調子にノッてはいけない!またそう思って頂けるようより精進せねば」と思うと同時にニヤケが止まりません。すみません。

 

○通り過ぎる人波に声をかけているのは夜道で歌いながら自転車に乗っているかのよう

 対面販売を行っているとしばしば訪れる「売れない時間」。大きな声で「こんにちはー」「カヌレ販売していまーす」とお声掛けしても振り向いてさえ頂けない時間。対面販売初心者の心が折れる時間である。

 自分だけ別次元にでも閉じ込められてしまっているかのように声が届かなくなったとさえ錯覚してしまう。

 だが諦めるわけにはいかない。勇気を振り絞って声を出していると途中からなんだか気持ち良くなってくる。
 そう、緊張や照れが無くなるのである。無くなるというよりは麻痺するに近いかもしれない。

 慣れによって生じるこの状態が発動した対面販売者は強い。どれだけ大きな声をだしても、素通りされてもまったく気にならない。

 だが一度ご購入してくださるお客様が目の前に現れた時ハッと我に返る。

 これはまるで夜道で自転車を漕いでいる時に大声で歌っていたらスーッと誰かに追い越された時の感覚に酷似している。アタフタしてしまう。

 という謎の感情の起伏を繰り返している。これは対面販売初心者だから生じる状況なのか、はたまた全対面販売者が味わっている感覚なのか、私だけの恥ずかしい感覚なのか。どうでもいい話である。

 

 よくよく考えると「なんで素通りなんだよぉ」と販売側は感じるが、歩いてる側であれば「普通に素通り」である。これを念頭に置いていないと心がいくつあっても足りない。

 

 などと意味のあるのかないのかわからないことをモンモンと考えながら日曜日が終わる。

   

 

コメントを残す